1次元無限井戸型ポテンシャルにおけるSchrödinger方程式の一般解とエネルギー固有値
1次元無限井戸型ポテンシャルにおけるSchrödinger方程式を解く.
定常状態のSchrödinger方程式は以下の通り.
は定常状態のSchrödinger方程式の特解であり,係数比較して
定常状態のSchrödinger方程式の一般解は上記の特解の線型結合として得られて,
ここで,としてもよい.
これが周期境界条件を満足するので,
ここで,は0より大きな自然数.のとき常には自明.
規格化条件より,
を得るが,より,波動関数の位相変化は物理的に無意味であるから,を選んでよい.
定常状態のSchrödinger方程式に戻って,
このように,整数でただ1つ定められるをエネルギー固有値という.
また,のときのエネルギー固有値を,その系における零点エネルギー,または零点振動エネルギーという.零点エネルギーは,井戸型ポテンシャルでは常に0より大きい.
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